やってしまった…!
通販で服を買ったり、試着をせずに服を買ったりした時に、家で着てみたらサイズが合わなかった!ということってありますよね。
返品できるのであればいいのですが、セール品だったり店が遠かったりといった事情で、返品ができないという場合もあるかと思います。
私はこないだネットでTシャツを買ったんだけど、タグを切っちゃってね…
着てみるとサイズ感が思っていたのと違ったんですが、高い値段のものでもなかったし、わざわざお店に連絡を取って返品するほどでもない。
かと言って着ないまま捨てるのももったいないし…と悩みました。
そこで、考えた結果、捨てるくらいなら自分でお直しをしてみよう!と思い立ったのです。
お直しの方法はすごく簡易的なのですが、やってみたところまあまあ悪くなかったので、やり方をこの記事で紹介したいと思います。
- サイズの合わない服を購入してしまった
- 服を1度も着ずに捨ててしまうのはもったいない
このようにお悩みの方の手助けになるかもしれません。
服のお直しの手順を写真付きで紹介していますので、ぜひ最後までお読み下さい!
お直しする服の紹介
今回お直しする服は、こちらの白いTシャツです。
冬場の重ね着のインナーとして使えて、かつ、かがんだときに背中が見えないように丈が長めなものを探していて購入しました。
だけど、ネットで購入し、届いてから家で着てみるとびっくりで。
丈がふとももの真ん中ぐらいまであったんですよね。
この服を着て過ごしていると、すそがずれ上がってお腹の周りに寄り集まってくるので、くすぐったいしお腹も太って見えるし不快なことこの上ない。
丈長め言うてもこれは長すぎやわ
あと、首周りが比較的詰まっているので、インナーとして着た時に首元が見えてしまうことも嫌でした。
そこで、「①丈を短くする」「②首元を広げる」という2つのお直しを実行することにしました。
ここからはお直しの手順を写真付きで紹介していきたいと思います。
①丈を短くする
(1)カットする位置に印を付ける
まずは、長すぎる丈を短くする方法から説明します。
初めに丈を切りたい位置に印をつけます。
丈の長さは手持ちのTシャツを参考に決めました。
手持ちのTシャツを基準にして、少し長めになるようにしたかったため、+5cmの長さで仕上がるようにしました。
切り口の処理として2.5cm(1.5cm+1cm)の折返し幅も確保します。
(2)ハサミでカットする
印をつけた位置で切ります。
新品の服を着るのはためらいますが、一思いにいってしまいましょう。
(3)裾を内側に折り返す
切り口の処理のため、裾を2回折り返します。
折返し幅は1回目を1cm、2回目を1.5cmとしました。
アイロンをするとよりきれいに仕上がると思いますが、めんどくさいので省略しました。
雑やな
生地の質にもよるとは思いますが、指ではさんで爪で圧力をかけるだけでも、折り目をつけることができますよ。
(4)縫う
折返した端の部分を縫っていきます。
わが家にはミシンがないので、地道に手で縫っていきました。
手で縫ったん?そこだけはまめやねんな
えっへん。
生地が伸縮性のある素材だったので、糸がたるむくらい緩めに縫いました。
②首元を広げる
続いて、Tシャツの首元のお直しをしていきます。
このTシャツは冬場、インナーとしてセーターなどの下に着たいなと考えていました。
しかし、首周りが比較的詰まっているため、手持ちのセーターと合わせると、襟元が丸見えになってしまいました。
重ね着をしたときに見えないように、今から襟元を広げたいと思います。
(1)カットする位置に印をつける
まずは首周りを広げたい位置に印を入れていきます。
元の襟ぐりを基準にしながら広げていきます。
胸側はそこまで広くしなくていいので、少しだけ。
肩の方は広げたかったので、3cmほど切ることにしました。
仕上がると結構広がってしまったので、肩の方はもうすこし控え目でもよかったかな
(2)首周りの不要な生地をカットする
さて、下書きができたら、書いた線に沿って首周りをカットしていきます。
切ってみたところ、胸側と背中側のバランスが悪かったので、背中側をさらにカットして調整しました。
今回は元の襟ぐりを基準に切る位置を決めていきましたが、どのくらい切ればいいかわからない、勘で決めるのは怖い、という方も多いと思います。
その場合は、手持ちのTシャツを参考にして新聞紙などを使って型紙を作るといいかもしれません。
今回は、失敗したら捨てればいいやという心持ちでいるので、そういったプロセスは省いてざくざく荒っぽく進めています。
(3)縫う
切り口を処理するため縫っていきます。
本来なら小口テープを作って、切り口を覆い隠すようにするべきなのですが、
今回はめんどくさいのでそんなことはしません。
単純に切り口を1回内側に折り返して、縫っていきます。
生地が伸縮しても大丈夫なように、糸は引っ張りすぎず緩めに縫います。
完成
お直し後のTシャツ
Tシャツのお直しが完了しました。
お直し前のTシャツがこちら。
そしてお直し後のTシャツはこちら。
裾が短くなって着やすくなりました。
首周りはちょっと広げすぎたかな?
もうちょっと控え目にした方がよかった気はしています。
まあ、「重ね着をしたときに見えないようにする」という目標はクリアできたので、OK としましょう。
縫製の仕上がり具合
今回非常に簡易的な縫製のやり方でお直しをしました。
手縫いでざくざく縫っただけなので、すぐにボロボロになるかもと思いましたが、意外とほつれることなく着られています。
10回くらいは洗濯しましたが、今のところ問題なく着られています。
ただ、生地が伸縮性があるので、脱ぎ着をするときに糸が引っ張られてしまいます。
着替えの際は気をつけていますが、時々プチっと音がしているのでどこかで糸が切れているんだと思います。
まあ、大きくほつれているわけではないし、インナーとして着ている分には外から見えないしいいかなー、という感想です。
まとめ
サイズが合わない洋服は簡単な方法でいいのでお直しをしてみよう
服を買ったけどサイズを間違えてしまった、着てみたらサイズが合わなかったという場合は、
どうせ捨てるくらいならという気持ちで服のお直しにチャレンジしてみませんか?
今回の記事が参考になりますと幸いです。
コメント