バッグとバッグの中身の収納場所を考える。最適な定位置とは

バッグのイラストととのえるヒント
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皆さんは、バッグをどこに収納していますか?

普段使っているバッグも一緒の場所に置いていますか?

また、ハンカチや定期、財布など、バッグに入れて普段持ち歩いている小物類はどうしていますか?

わたしは最初、それらのモノの定位置を、玄関の収納の中に設定したのですが、これがびっくりするほど上手くいきませんでした。

崩れたバッグ収納

バッグやバッグの中身の収納場所に悩んでいる方へ向けてヒントになるように、

わたしの失敗エピソードと、定位置を見直すことで改善した方法をご紹介します。

上手くいかなかった玄関収納

わたしは、バッグや、バッグに入れる小物類の収納場所について、理想といいますか、

「こんなふうに収納して毎日暮らせたらすてきなんじゃないか」という憧れのイメージがありました。

それは、
帰ってきたらバッグを定位置に戻す
毎日バッグの中身を空にする
という生活スタイル。

それは、片付けコンサルタントの「こんまり」こと近藤麻理恵さんの著書「人生がときめく片づけの魔法」で提案されていたやり方でした。

帰宅するたびにバッグの中身を空にする、というのです。

そうすることで、バッグの負荷が減り、バッグを長持ちさせることに繋がります。

面倒そうではあるけれど、そんなふうに丁寧にモノを扱って暮らしてみたい。と思っていました。

そんなエピソードを本を読んでから、時を経て2023年。

最近引越ししたわが家には、玄関の近くに割と大きな収納スペースがありました。

玄関の収納

そこでわたしはこう考えました。

「この収納の中に、バッグと持ち物の定位置をつくろう!」

「家に帰ってきたらすぐ、ここでバッグと持ち物の整理をすれば、憧れの素敵なできる人の暮らしみたいになりそうだわ」

そんなふうに意気揚々としながら、

わたしは自分が持っているバッグのすべてと、普段持ち歩いている小物たち、

ついでにマフラーなどの防寒グッズやマスクといった外出時に身につけるものをすべて集めて、玄関の収納に並べたのでした。

玄関収納が上手くいかなかった理由

しかし、冒頭でお話した通り、バッグの玄関収納はまったくもって上手くいきませんでした。

1週間もたたない間に、並べたバッグは崩壊。

玄関の収納の扉を開けた写真
崩れたバッグ収納

気持ちよく、崩壊しています。

まー、これが、見た目が悪いし、
何より使い勝手が悪い。

理想からはまったくと言って程遠い状況です。

なぜ、憧れのライフスタイルを描いて収納場所を玄関にしたのにも関わらず、上手くいかなかったのか?

その主な原因を3つ、自分なりに考察しました。

原因1:帰宅したらキッチンに直行することが多い

1つ目の原因として考えたのが、行動パターンの問題です。

バッグの定位置を決める際に元々イメージしていたのは、帰宅したら玄関で靴を脱ぎ、すぐにバッグを収納の中に片づけるという流れでした。

このように書くと、玄関収納にバッグを置くのは、外出の動線上にあり合理的なように感じられます。

しかし、実際は違っていました。

実際は、帰り道にスーパーやドラッグストアで買い物をしてから帰宅することが多い。

また、不在の間に届いた宅配便や郵便物に気づいて、帰宅時に家の中に入れることも多いです。

そうなると両手にバッグと荷物を抱えた状態で家の中に入ることになります。

食品があればまっさきに冷蔵庫に入れてしまいたいし、重い荷物があればとにかく部屋に下ろしたい。

そんな状況なので、結局、帰宅したらキッチンへ直行したり、ダイニングテーブルにまっすぐ荷物を置きに行くことの方が多いのです。

帰宅後すぐに玄関で優雅にバッグの整理……というのはわたしの場合、難しかったのです。

原因2:作業スペースが確保できない

バッグの玄関収納が上手くいかなかった原因の2つ目は、収納の中に、持ち物を整理するための作業スペースが確保できなかったこと。

バッグの中身を空にするとか、明日使うカバンに中身を移し替えるという作業をしようとすると、作業をするための台とか机とか、スペースが必要になります。

しかし、玄関収納には、他のモノもたくさん置いてあるので、作業できるスペースを空けておけるほどのゆとりはありませんでした。

作業スペースどころか、バッグや防寒グッズが折り重なり、収納スペースに対して明らかに容量オーバーな状態……。

崩れたバッグ収納

また、バッグに入れる小物類を収納するプラスチック製の引き出しも、引き出しが浅すぎてぎちぎちの状態でした。

引き出しに収まりきらない小物

これでは、小物類を収納してあげようという気が起きません。

原因3:バッグを頻繁に変えない

原因の3つ目が、バッグの交換頻度の問題です。

わたしは、平日の仕事用として、基本的に同じバッグを使っています。

そもそもの話で身も蓋もないですが、バッグの中身を毎日抜き出す必要性が、わたしの場合なかったのです。

毎日持ち歩くバッグを変えているという人であれば、当然小物類を入れ替える作業が発生します。

その作業をする場所の近くに、すべてのバッグを収納しておくのが効率的だと思います。

しかし、私の場合、月曜から金曜まで、平日は1つのバッグしか使いません。

バッグの中身を取り出すこともありません。

よって、普段使わないバッグは、玄関のような取り出しやすい場所にある必要はなかったのです。

バッグの定位置の見直し

こういった理由により、上手くいかなかった玄関のバッグ収納。

夢に見た理想のライフスタイルは泣く泣く諦めて、定位置を大幅に見直して使い勝手を改善しました。

その具体的な対応方法をご紹介いたします。

バッグの定位置の見直し
  1. バッグの定位置をクローゼットへ移動
  2. 小物類の定位置をリビングダイニングに変更
  3. 普段使いのバッグはリビングダイニングへ

1.バッグの定位置をクローゼットへ移動

バッグの定位置は、寝室にあるウォークインクローゼットの棚の中に変更しました。

ウォークインクローゼットは玄関から遠い場所にありますが、平日は仕事用の1つのバッグしか使わないので、それ以外のバッグがここにあっても何ら問題はありません。

具体的には、ウォークインクローゼットの向かって左側の棚を定位置にすることにしました。

ウォークインクローゼット

もともと置いてあった荷物を整理して、別の場所に移動。棚の上を空にしました。

ウォークインクローゼットの空になった棚板

また、吊るしている服が床にずらない程度に、棚の高さをほんの少し下げました。平日は使わないバッグとは言え、少しでも手が届きやすい方がいいと考えました。

空いた棚にカバンを並べます。

バッグを並べたウォークインクローゼット
バッグが並べられたウォークインクローゼットの棚板

いい感じに並べられました。

(本当は同居している彼と半々でスペースを分けたかったのですが、わたしのバッグで半分以上のスペースを占領してしまっています。

今のところ文句を言われていないので、よしとします。)

マフラーなどの防寒グッズは足元のボックスに入れました。

ウォークインクローゼットの足元に置かれた収納ボックス

2.小物類の定位置をリビングダイニングに変更

次にやったことは、バッグに入れる小物類の定位置をリビングダイニングに移動させることでした。

バッグに入れて持ち歩いているペンケース、眼鏡などは、家でも使うことが多いので、リビングダイニングに置いてある方が使いやすいと考えました。

収納場所として、プラスチック製の引き出しはパンパンだったので、新しく箱を購入しました。

無印良品の「コシャー箱 大・縦開き」というアイテムです。

無印良品のコシャー箱

このコシャー箱は、FOUND MUJIシリーズの商品で、とにかくおしゃれ。

大きさは子どもの頃のお道具箱のようなサイズ感です。

もともと使っていたプラスチック製の引き出しよりも一回り大きいので、十分に収納できそうです。

ふたを開けた無印良品のコシャー箱

小物を整理しやすいように、工作をして、厚紙で仕切りを作りました。

仕切りの作業風景
完成した仕切り

小物類をコシャー箱に収納した様子です。

ペンケースやポーチ、折り畳み傘など、普段持ち歩くあらゆるものを詰め込んで、1ヵ所に集約することができました。

バッグに入れて持ち歩く小物を無印良品のコシャー箱に収納した写真

これはダイニングテーブル横の棚の中にしまいます。

無印良品のコシャー箱をダイニングスペースの棚に収納した写真

3.普段使いのバッグはリビングダイニングへ

3つ目は、普段使いのバッグの置き場所の見直しです。

普段使うバッグは、小物類の近くということで、リビングダイニングに置くことにしました。

バッグの置き場所は原則としてウォークインクローゼットの中ですが、

普段使っているバッグは1つまでリビングダイニングに置いてよい、というルールを自分の中で決めました。

置くといっても、床の上にポンと置いてあるだけです。

本当は、棚の中に入れるなり、カゴを用意するなり、したいのですが……。

ルールだけ決めたので、置き方については今後、要検討ということで。

定位置を見直して改善した行動

バッグの定位置を見直して、生活の中の動きが改善したように思います。

まず、バッグが崩壊しているのが目に入ることがなくなったため、ストレスが減りました。

「バッグの中身を空にする」という憧れの暮らしは、平日は実施していませんが、バッグを変える休日には意識的に取り組んでいます。

バッグで持ち歩く小物類の定位置がある、しまう場所がきちんと準備されているというのが、片づいた状態をキープする上でのポイントかなと思います。

また、平日はほとんどの小物類をバッグに入れっぱなしですが、

とはいえ、ハンカチを交換したり、水筒を取り出したり、持ち帰ったゴミを捨てたりと、バッグの中身のメンテナンスをしないといけないことは必ずあります。

普段使いのバッグと小物類の定位置をダイニングに変更したことで、そういった作業をダイニングでするようになりました。

ダイニングは洗面所やキッチンに近いので、ハンカチやら水筒やらを片づけるのが楽になり、面倒さが少し軽減されたように思います。

以前よりまめになり、理想の暮らしに少し近づけたのではないでしょうか?

まとめ

本日の知恵ノート

◎バッグの収納は「普段使いのバッグ」と「それ以外」に分けて考えよう

◎バッグの中身の定位置を必ず設けよう

バッグの収納場所に悩んでいる方は、ぜひ参考にして下さい。

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