![キッチンの食器棚の写真](https://tatemono-note.com/wp-content/uploads/2023/04/3001.jpg)
前回から今回にかけて、
引き出し収納のコツについて解説しています。
使いやすい引き出しにするには
どうすればいいのか。
前回の記事で、
引き出し収納で押さえるべきポイントは
2つあるということをご紹介しました。
そのポイント2つとは、次の通りです。
① 直角に区切る
② びちびちに区切る
今回は、ポイント2つ目の
「びちびちに区切る」について
お話するとともに、
実践編として、
わが家のキッチンのカトラリー収納を
片付けた様子をご紹介します。
引き出し収納のポイント①:びちびち
びちびちが大事な理由
わが家のキッチンには、
引き出しタイプの食器棚(カップボード)を置いています。
![キッチンの食器棚の写真](https://tatemono-note.com/wp-content/uploads/2023/04/3001.jpg)
今回、片付けるのは、
食器棚の1番上の引き出し。
食器やカトラリーなどを入れている場所になります。
![食器棚のカトラリーを片づける前の写真](https://tatemono-note.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_0511.jpg)
一見、整っているようにも
見えるかもしれませんが。
日々使っていると、
ちょっとしたイライラの原因になっているのです。
それは、
収納トレーが移動してしまうということ。
モノを取り出そうとするたび、
引き出しを手前に引っ張るわけですが、
その都度収納トレーがずれて
ずるっと動いてしまうのです。
要するに、
収納トレーのサイズが
引き出しと合っていないということ。
これでは、
せっかく丁寧にモノを整理したとしても、
引き出しを開け閉めするたびに
モノたちがトレーごと動いてしまい、
収納が崩れてしまいます。
カトラリーたちが揺すられて
ゴロゴロ転がされる状態は、
まるで毎日、
地震体験装置に載せられっぱなしのようで、
かわいそうなのです。
びちびちを見つけ出すのは難しい
収納トレーが動かないようにするためには、
引き出しに合ったサイズのモノに変えて、
ぴったり「びちびち」にはめ込む必要があります。
![](https://tatemono-note.com/wp-content/uploads/2023/04/22108504_s.jpg)
しかし、
市販の収納グッズで
引き出しにぴったりはまるアイテムを
探し出すのは、至難の業。
空き箱などを切り貼りして
ハンドメイドでサイズを合わせるのも
手間がかかります。
おすすめの収納用品
この状況を何とかできないかと
思っていたところ、
解決するのにぴったりの
収納グッズを見つけたので
紹介したいと思います。
それは、ニトリデコホームの
「縦横伸縮整理トレー」というアイテム。
![ニトリデコホームの縦横伸縮整理トレー](https://tatemono-note.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_0514.jpg)
これ、めちゃめちゃ優れもののアイテムなんです。
なぜわたしがこのトレーを気に入ったのか。
理由は次の3つです。
1.引き出しの幅に合わせて仕切りを広げられる
わたしが「こりゃーいい!」と感動した理由がこれです。
なんとこのアイテム、
使いたい引き出しの幅に合わせて伸び縮みができるんです。
![ニトリデコホームの縦横伸縮整理トレー](https://tatemono-note.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_0512.jpg)
このように、
両サイドのパーツがスライドして
幅を変えることができます。
この仕組みのおかげで、
引き出しの大きさに合わせて
収納トレーをびちびちに広げ、
セットすることができます。
無駄なデッドスペースを作ることなく、
引き出しの端から端まで有効利用ができるのです。
2.菜箸を入れるスペースがある
もう1点、
気が利いているなと思ったのがこの工夫です。
トレーの中央の仕切りには、
切れ込みが入っている部分があります。
![ニトリデコホームの縦横伸縮整理トレー 菜箸用の切れ込み](https://tatemono-note.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_0515.jpg)
この切れ込みにより、
仕切りからはみ出てしまう
長物の菜箸も入れることができます。
置き場所に困りがちな長身の菜箸くんも、
トレーから追いやることなく、
きちんと居場所を確保してあげることができるのです。
3.カトラリーにちょうどいいサイズ感
仕切りは、
箸やスプーン、フォークなどの
カトラリー類を入れるのに
ちょうどよい大きさになっています。
![ニトリデコホームの縦横伸縮整理トレー](https://tatemono-note.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_0513.jpg)
トレーを伸縮させてできる空間には、
ピーラーなどの調理器具もぴったり入れられます。
実践編:カトラリーを片づける
それでは実際に、
ニトリデコホームの伸縮トレーを使って、
わが家の食器棚を片づけた様子をご紹介します。
Before
![食器棚のカトラリーを片づける前の写真](https://tatemono-note.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_0511.jpg)
After
![食器棚のカトラリーを片づけた後の写真](https://tatemono-note.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_0516.jpg)
伸縮するトレーが引き出しにぴったりはまり、
動くことがなくなりました。
カトラリーは種類別に細かく区切られているので、
引き出しを開閉するたびにガチャガチャと
大きく揺らされることもなくなりました。
カトラリーアップ Before
![食器棚のカトラリーを片づける前の写真](https://tatemono-note.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_0511-2.jpg)
カトラリーアップ After
![食器棚のカトラリーを片づけた後の写真](https://tatemono-note.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_0516-2.jpg)
補足:惜しいなと思った点
大満足の伸縮トレーですが、
私は1点だけ、惜しいなと
思ったところがあります。
それは、コーナーが丸いというところ。
前回の記事でお話した通り、
引き出し収納はデッドスペースができないよう
直角であることがベスト。
しかし、この伸縮トレーは、
角の部分が丸くなってしまっています。
そこだけはもったいないなと思いました。
あと角さえ直角にしてくれていれば、
文句のつけようがない完璧なアイテムだったのに…!
と、身勝手ながら残念に思っています。
まあ、カトラリーは隅から隅まで
ぎちぎちに詰めるものじゃないので、
トレーの角が丸くなっていても、
スペースの大きなロスにはならないかもしれません。
まとめ
引き出し収納には、
引き出しの大きさに合わせて
びたびたにフィットさせられる
収納グッズがおすすめ!
今回紹介したニトリのトレー、
なかなか優れたアイテムだと思います。
カトラリーの引き出し収納が
上手くいっていない…
とお悩みの方は、ぜひ参考にして下さい。
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