ガイドがなくてもOK!壁美人を希望の位置に取り付ける方法

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壁美人は、ホッチキスを使って壁に棚などを設置できる画期的なアイテムです。

ホッチキスは、釘や画びょうなどと比較して穴が小さく目立ちにくいため、賃貸の家でも使いやすいというメリットがあります。

製品には、壁に設置するときに位置決めをするためのガイド用紙が付属していますが、

ガイドがなくても壁美人をねらった位置に取り付けることは可能です。

今回は、わが家の玄関に壁美人の棚を2つ設置しましたので、その位置決めの様子をご紹介したいと思います。

ガイドが無くて困っているという方、自分で正確に位置を測って取り付けたいという方は、ぜひ最後までお読み下さい。

用意するもの

今回わが家の玄関に設置したのは、壁美人シェルティシリーズの「L字シェルフ」「L字シェルフ フック付き」というアイテムです。

設置するにあたり、用意するものは次の5つです。

用意するもの
  • 壁美人(本体・金具)
  • ホッチキス
  • メジャー
  • 鉛筆
  • マスキングテープ
壁美人を設置するために用意するもの

鉛筆とマスキングテープは位置決めの印をつけるのに使います。

マスキングテープは印を書き込めるよう。無地のものがおすすめです。

鉛筆の代わりにマーカーペンなどでも構いませんが、壁を汚さないように気をつけてください。

ホッチキスは、壁に向かって針を打ち込めるよう、180度開くものを使用しましょう。

180度開くホッチキス

壁美人を希望の位置に取り付ける方法

1.取り付けたい位置を決める

まずは壁美人を取り付けたい位置を決めます。

今回壁美人を取り付けるのは玄関です。

下足箱の横にちょっとした空いたスペースがあるので、その壁面に棚を2段設けて、鍵などを置く場所にする計画です。

玄関

壁美人の本体を実際に壁に当てるなどして、イメージをつかみながら位置を決めていきましょう。

壁美人を取り付ける位置

検討の結果、壁の端から下足箱までの中央の位置に、高さ125cmと150cmで取り付けることにしました。

大体の高さの位置に、オレンジ色のマスキングテープで印をつけておきました。

壁美人を取り付ける作業の様子

2.左右方向の位置決めをする

位置決めにあたり、まずは左右方向の位置決めから進めていきます。

今回は、壁の端から下足箱までのスペースのちょうど真ん中に壁美人を取り付けたいと思うので、

金具がどの位置にくるのかを計算で求めていきます。

壁の端から壁美人までの隙間の長さを求める

壁美人の位置決めの計算方法

まずは、壁面の幅を測ります。

測ったところ、壁面の幅は約52.6cmでした。

厳密に言うと、大体52cmと53cmの間くらいだったのですが、端数が偶数の方が後の計算上都合がいいので、52.6cmとしておきました。

正確であることに越したことはないですが、1〜2mmの誤差は神経質にならなくて大丈夫です。

壁美人の位置決めの計算方法

続いて、壁美人本体の幅を測ります。

壁美人の幅を測る

今回取り付ける「L字シェルフ」「L字シェルフ フック付き」の幅は、約40cmです。

壁美人の位置決めの計算方法

これで壁美人を設置した後の左右の隙間の大きさが計算でわかります。

( [ 壁面の幅 ] - [ 壁美人の幅 ] )  ÷ 2

で計算できるので、

( 52.6 cm - 40 cm ) ÷ 2 = 6.3 cm

壁美人の左右の隙間の大きさは、6.3cmであることがわかりました。

壁美人の位置決めの計算方法

壁美人の端から金具の中心までの長さを測る

次に、金具の位置を調べます。

壁美人をひっくり返して、裏側の金具の中心から壁美人の端までの長さを測ります。

壁美人の端から金具の中心までの長さ

測ったところ、約7cmでした。

壁の端から金具がどの位置にくるのかを求める

壁美人の位置決めの計算方法

最後に、金具が壁のどの位置にくるのかを計算で求めます。

壁美人の位置決めの計算方法

[ 壁の端から壁美人までの隙間の長さ ] + [ 壁美人の端から金具の中心までの長さ ]

という足し算になるので、

6.3 cm + 7 cm = 13.3 cm

という結果になりました。

したがって金具は、壁の端から13.3cmの位置を中心として付ければよいということがわかりました。

壁美人の位置決めの計算方法

印をつける

壁に白いマスキングテープを貼り、13.3cmを測って印を付けます。

下足箱の側からも同様に、13.3cmを測ります。

壁美人を取り付ける作業の様子

これで、左右方向の位置決めが完了しました。

3.高さ方向の位置決めをする

続いて、高さ方向の金具の位置決めを行います。

取り付けたい棚の高さから5mm程度低い位置で印を付けます。

壁美人を取り付ける作業の様子

高さ方向については、金具の上端がくる位置で印を付ける方がおすすめです。

金具の中心で印を付けるよりも、後で金具を正確に固定できるからです。

左右で高さがずれてしまうと棚が傾いてしまうため、この高さ方向の測定と印付けは丁寧に行ってください。

これで位置決めが完了しました!

4. 金具をホッチキスで固定する

マークした印に合わせて、金具をホッチキスで固定していきます。

右側を固定した様子

壁美人を取り付ける作業の様子

左側も固定した様子

壁美人を取り付ける作業の様子

針を刺す瞬間のサクッとした感触はけっこう気持ちいいです。

この針を刺す作業、わりと難しいです。

1つの金具につき16本の針を刺す必要があるのですが、わたしの場合は2~3本打ち損じてしまいました。

失敗した針は抜いて、同じところに新しい針でもう一度打ちなおしました。

特にがたつきなどの不具合は今のところ出ていません。

5.壁美人を金具に引っ掛ける

すべての針を打ち終えたら、目印にしていたマスキングテープをはがします。

壁美人を取り付ける作業の様子

壁美人の本体を引っかけて完成です。

壁美人取り付け後

完成

2つの棚をいい感じに設置することができました。

ホッチキスで固定しただけの棚には見えないですよね。

壁美人取り付け後

きっちり長さを測って位置を決めたので、ちょうど壁の端から下足箱の真ん中に取りつけることができました。

高さ方向に関しても、傾くことなく、水平になっています。

鍵などの小物を置いてみました。

壁美人取り付け後

ドライフラワーの小瓶も飾り、おしゃれで機能的なスペースとなりました。

まとめ

本日の知恵ノート

壁美人はガイドがなくても
自分で測って位置決めができる!

これから壁美人を設置したいという方は、ぜひ参考にして下さい。

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