存在感を消したい。WiFiルーターを自然に隠すシンプルな方法

仕事も、買い物も、娯楽も、
何もかもネットを介して行う時代。
インターネットは現代の日本における
必需品だと言えるでしょう。

引越しして2週間、
わが家にも光回線のインターネットを
開通させました。

これで通信量を気にせずネットが使えるぞ…！
と喜んだのも束の間。

わが家のリビングに突如現れた、
2台のルーターと配線地獄。

（カーテンが寸足らずなのも気になりますが、
　今回はスルーでお願いします）

わたしは頭を抱えました。

リビングには家具も置かず、
広々すっきりとしたインテリアを
目指していたのに…！

このままでは
ごちゃっとしたものが視界に入り、
うっとうしさを感じてしまいます。

しかし、
「ルーターが邪魔だから
インターネットを撤去してください」
というわけにはいきません。

インターネットは必須アイテムの時代。
安定している回線を持っていないことは、
生活に支障をきたすレベルです。

また、家は賃貸のため、
ほかに適切な場所にWiFiルーターを
置く場所もありません。

そこで知恵を絞り、
このリビングのWiFiルーターを
すっきり自然に隠す方法を考えました。

WiFiルーターを隠す方法と選んだ理由

結論を最初にお伝えすると、
今回わたしが採用した
WiFiルーター隠しの方法は、

「ポスターフレームで隠す」
というもの。

この方法を採用した理由は3つです。

１．最小限のものを置くだけなのですっきりとした空間にできるから

1つ目の理由は、
ポスターフレームのみを置くだけなので、
空間に圧迫感が出ず、
部屋を極力すっきりと見せることが
できるからです。

WiFiルーターを隠す方法は、
多くの人が創意工夫をされていて、
ネットで検索すれば様々な方法が
紹介されています。

その中でも、家具の中に
ルーターを隠してしまうという方法は、
最も定番のやり方でしょう。

テレビ台などがあれば、
その中に配線を通してWiFiルーターを入れ、
扉を閉めてしまうことにより、
WiFiルーターの存在感をなくすことができます。

しかし、今回のわが家の場合は、
元々この場所に家具を置く予定が
ありませんでした。

なくてよい家具は極力置かない方が、
部屋を広々と保てます。

そのため、
WiFiルーター隠しのために家具を置く案については、今回は不採用でした。

２．悪目立ちせずインテリアに馴染むから

ポスターフレームで隠す方法を選んだ
2つ目の理由は、
悪目立ちせず自然に空間に馴染むだろうと
考えたからです。

WiFiルーターを隠す方法に、
カゴや紙箱など収納ボックスの中に入れる
というやり方もあります。

しかし、この方法は、
わたし個人的にはあまり好みではありませんでした。

なぜなら、
いかにも「何かあるやん」感があって
気になってしまうなと思ったからです。

いくつか収納ボックスが並べてあったり、
家具の横にちょこんと
置いてあったりするくらいなら、
いいと思うのですが…。

1個だけ箱をぽんと置く方法は
不採用にしました。

３．持っていた手書き図面を活用したかったから

ポスターフレームで隠す方法を選んだ
3つ目の理由は、
持っていた手書き図面を活用したかったからです。

わたしは大学で建築系の学科にいたため、
授業で何枚も製図をしました。
手書きの図面は苦労の分愛着があり、
捨てずにしまい込んだままだったのです。

わたしのように手書き図面を
持っているのは珍しいかと思いますが、

お子さんが図工で描いたお絵描きとか、
おしゃれなポスター、
お気に入りのカレンダーなど、

活用できていない紙をお持ちの方は
少なくないのではないでしょうか。

ポスターフレームを使うことにより、
そういったものを活用させるチャンスが生まれます。

WiFiルーターを隠す作業のご紹介

それでは、ここからは
実際の作業の様子をご紹介します。

作業前

まずは、作業前。
WiFiルーターがただ無造作に
置かれただけの状態です。

ルーターは黒くて無機質なので、
部屋の中にあると浮いて見えます。

いかにも
「WiFiルーター、置いてあるな～」
という感じがします。

生活する上ではこのままでも
まったく支障はありませんが、
素敵なインテリアという観点では
イマイチですよね。

①ポスターフレームを準備する

まずは、WiFiルーターを隠すための
ポスターフレームを準備します。

ポスターフレームはAmazonで購入しました。
サイズ、カラーは製品によっていくつか種類があるので、
お好みのものを選んでください。

今回は、サイズはA2サイズ。
カラーは空間のアクセントにしたかったので
きらっとしたゴールドにしました。

ポスターフレームの中に
手書き図面を差し込んで、準備は完了です。

②WiFiルーターを整列させる

続いて、床に無造作に置いてあった
WiFiルーターを壁ぎわに整列させます。

一応、電波が飛ぶ方のルーターが
室内側に向くようにしておきました。

③ポスターフレームを置く

最後に、ポスターフレームを
壁に立てかけます。

これで完成です。

リビング全体の写真です。
フェイクグリーンを置いて、
さらにインテリアになじませてみました。

いい感じです。

その後、
仕事から帰ってきたパートナーに感想を聞いてみたところ「気が付かなかった」とのこと。
自然すぎてまったく注意が向かなかったようです。
なかなか大満足の出来栄えです。

補足：すべり止め

ポスターフレームは
壁に立てかけているだけです。

そのため、
何かの拍子に倒れてしまうと、
床に傷がついてしまいそうで心配でした。

そこで、すべり対策を取ることにしました。

使ったのは、地震対策用の防振マットです。
100均で購入しました。

防振マットの1ピースを半分に切って、
ポスターフレームの下側2ヵ所に貼り付けました。

まとめ

出しっぱなしのWiFiルーターが気になっている方は、ぜひ参考にして下さい。