カーテンは、部屋の中でも大きな面積を占めるアイテムです。
色や素材次第で、部屋全体の印象は大きく左右されます。
カーテン選びは、お気に入りのインテリアを作る上で非常に重要なポイントだと言えるでしょう。
わたしは引越し後、新居の寝室に付けるカーテンの色で悩みました。
ミニマリストとまではいかなくても、寝室はできるだけすっきりした空間にして、夜に寝付きが良くなるようにしたいと考えていました。
何日か検討した結果、
「シンプルな見た目」「遮光性」という観点から、柄のない真っ白の厚手カーテンを付けることに決めました。
今回の記事では、白いカーテンを選んだ詳しい理由と、実際に白いカーテンを取り付けた寝室の写真をご紹介します。
- カーテンの色とお部屋のインテリアへの影響は?
- すっきりした部屋にするために気をつけることは?
- 白色で遮光性は十分なの?
これらの疑問に対する解決のヒントをお届けできればと思います。
白いカーテンを選んだ理由
まずは、寝室の窓になぜ白いカーテンを選んだのかという理由についてお話します。
理由は大きく次の3つです。
1.カーテンが遮光性に優れるから
光が漏れにくいのはカーテン
1つ目に、そもそもなぜカーテンを選んだのかという理由についてお話します。
窓に取り付けるアイテムの選択肢としては、カーテン以外にも、ブラインドやロールカーテンなどがあります。
今回カーテンを取り付けたいと思った窓は、寝室の窓です。
わたしは寝付きが良くない方なので、寝室の窓はしっかりとふさいで、部屋を真っ暗にしたいと考えていました。
カーテン、ブラインド、ロールカーテンの中で遮光性に優れているのは、断然カーテンです。
カーテンは、ブラインドのように羽の隙間から光が入ってくるということはありません。
また、カーテンは窓枠の外側まで布ですっぽりおおうことができるので、左右からの光漏れができにくいです。
2.寝室全体の色数を減らせるから
続いて、なぜ白色のカーテンを選んだのかという理由についてお話します。
それは、部屋で使われている色の数を減らしてすっきりさせたかったから。
わたしは、寝室はモノを極力減らしてすっきりとした空間にしたいと思っていました。
寝付きが悪い方なので、すっと入眠できる環境を整えたい。
がちゃがちゃと散らかっていたり、モノが多い寝室だと、眠るときにノイズとなって余計に気が散ってしまうのではないか、と考えました。
部屋で使う色も同様で、カラフルな色があちこちにあったり、柄が多用されていたりすると、寝るためにリラックスしたり落ち着いたりしにくい気がしたのです。
カーテンは、部屋の中でも広い面積を占めます。カーテンの色を何色にするかどうかで、インテリア全体に大きな影響を与えます。
寝室を、寝るためにベストな環境にするため、カーテンは悪目立ちせず部屋に馴染む色にしたいと考えました。
日本のおうちの壁紙は大概の場合、白色です。カーテンの色も壁に合わせることで、壁とカーテンとの間に連続性が出ます。また、同色とすることで、部屋全体で使われている色の数を減らすことができます。
ミニマリストのすっきりとした寝室に近い設えになるのです。
3.部屋が広く感じられるから
カーテンに白を選んだ理由はもうひとつあります。
それは、白い色は圧迫感が少ないからです。
暗い濃い色の場合、重たい印象があるので部屋が狭く見えてしまいます。
特にカーテンは壁面の大きい面積をしめるため、よけいに前に迫ってくるような作用が出てしまいます。
わが家の床は濃い茶色のフローリングです。
部屋全体の色数を減らすという意味では、茶色のカーテンを選んでも構わないのです。
しかし、茶色のような濃い色が壁面にきてしまうと、部屋全体が重たい印象になってしまいます。
一方、白は明度の高い色です。
そのため、圧迫感がなく、部屋が広く感じられます。
白いカーテンを設置した実際の様子をご紹介
ここからは、実際にわが家の寝室に白いカーテンを付けた様子を写真でご紹介したいと思います。
部屋の雰囲気や、どれくらい遮光できているのかなど、参考にしていただければとおもいます。
Before:カーテン設置前の様子
まずは、カーテン設置前の寝室の様子をご紹介します。
茶色のカーテンは前の家で使っていたものです。
引越ししてすぐの間は仮で付けていました。
付けていたと言っても、ハンガーレールの上に乗せてぶら下げているだけ。
もはやフックに掛けることを面倒くさがっています。
雑としか言いようがありません。
まぁ、引越直後なんてこんなもんですよね?(そんなことない)
注文したカーテンが届くまでの間、この状態で2週間ほど過ごしました。
カーテンの購入
カーテンはニトリで購入しました。
窓のサイズに合わせてインターネットでオーダー注文しました。
イージーオーダーカーテン通販 _ ニトリネット【公式】 家具・インテリア通販
オーダー注文は、細かくサイズを指定できるのが非常に便利です。
購入したのは「ディナ」という商品です。
お好みサイズカーテン ディナ ホワイト(幅-100/丈90-170cm)
生地は厚手で、しっかりしています。
遮光レベルは、ニトリの表示によると、最高レベルの「遮光1級」とあります。
寝室を真っ暗にしたいわたしとしては、遮光であることは必須です。
最高レベルであればかなり期待できそうです。
ちなみに、この製品は断熱性能も高いそうなので、エアコン代の節約も期待できます。
After:カーテン設置後の様子
カーテンが届きました。
早速、真っ白のカーテンを取り付けました。
今度はきちんと、フックを付けてカーテンレールに掛けています。
仮設のカーテンの時と比較すると、色が茶色から白になっただけですっきりしたのではないでしょうか?
生地はかなりしっかりとしていて、硬いです。ひだの形状が崩れることなく保たれています。
部屋を暗くした時の様子
部屋を暗くした時の様子です。
生地がかなりしっかりしているので、光はほとんど通していません。
上部のカーテンレールからはどうしても光が漏れてしまっていますね。賃貸なので、カーテンボックスがついてないので仕方がありません。
おまけ:床までの長さにした理由
ちなみに、今回カーテンを設置したのは寝室の腰窓なのですが、
カーテンはあえて床までの長さにしています。
これは仕事でマンションのモデルルームの設営に携わった際に知ったテクニックです。
カーテンの丈を窓までの高さで止めるのではなく、丈を長くした方が、なんとなく部屋が広く感じられませんか?
ここからはわたしの推測なのですが、
カーテンを床までにすることにより、カーテンの先にベランダがあるように錯覚して広がりを感じられるのではないでしょうか。
それに加えて、長い丈により縦ラインが強調されて天井が高く見えるのではないかと、分析しています。
まとめ
カーテンを白にすると
すっきりしたインテリアに近づける
カーテン選びで悩んでいる人は、
ひとつの選択肢として参考にして下さい。
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